FMXのレストア

先日、断捨離中に捜し物をしていると、20年前に作ったFMXが出てきました。なんだか捨てるには忍びなかったので、亀戸で走らせるべくレストアする事にしました。

 発掘直後の写真。埃だらけでローラーは外され、ベアリングは抜かれ、タイヤはひび割れて哀れな状態でした。
 
 レストアするに当たって、疑惑のリヤステー周りも作り直す事に。
 
 生け贄になるのは、今回断捨離の憂き目に遭ったラジ四駆のリヤステー取付部。
 
 アルミアングルを取り去り、リヤステー取付部をランナーから切り出した物を使って補強しながら接着します。実際にステーを付けて角度をチェックしながら接着しました。
 
 上側から見たところ。シャシーの中心を外さないように注意して取り付けました。
 
プロペラシャフトの受けが上下にガタガタだったので、アルミモーターサポートを小さく切って、下側に接着しました。シャシーの裏側から見てます。これはリヤ側。フロント側も同じように加工しました。左右のガタも若干ありましたが、面倒なのでそこは目をつぶる事に(^^;。
  
ひび割れてたタイヤも交換し、ローラーも取り付けてシャシーは完成です。ローラーセッティングは昔の写真やおぼろげな記憶をたどって、当時のセッティングを再現してみました。
 
ついでに各部の写真をUPしておきます。これはフロントバンパーの取り付け部分。本来のリヤステー取付部を利用してネジ止め&接着してあります。
  
下側から見たところ。モーターケースのロック部分はローラーセットのランナーを利用しました。
  
 リヤ側を下側から見たところ。ボディーキャッチは電池を止めるゴムパーツを使っています。中央上に見える白いパーツは電池ケース部の補強です。
 
 スイッチ側の金具は少し下側に向けて曲げてあります。
  
当然電池は通常とは逆に入れますので、間違えないようにシールを貼っています。前後ともギヤカバーはネジ止めしてあります。特にリヤ側はプロペラを抑えるために必須です。
 
 
 モーター部が下がった分、カウンターギヤのシャフト受け部に下駄を履かせてあります。
 
写真ではわかりづらいですが、反対側の受けは下に穴を開け直しています。
 
 ボディーもタッチアップして、クリヤーを上塗りしてレストア完了です(^^)。